国際化

ウェブへのアクセスを誰にでも提供することは、ワールド・ワイド・ウェブ・コンソーシアム（W3C）が創設当初から追求してきた重要な目標であり、ウェブベースのアプリケーションにとっても当然の要件です。なぜなら、ウェブは世界中の人々が利用できるものだからです。

しかし、異なる文化や、異なる言語、文字を使う人々のニーズを見落としてしまうことはよくあります。そうなると、結果的に、多くの人々があなたの技術やコンテンツを利用する際に困難を感じるようなアプリケーションやコンテンツを作ってしまうことになります。

国際化とは何か？

国際化とは、あらゆる文化、地域、言語のユーザーに適応できるように設計および開発することです。

これは本質的に品質アプローチであり、開発サイクルの初期段階で行動を起こすことで、新しい市場に製品を展開する際に、コストがかかる、あるいは場合によっては困難な障害を回避することができます。

「国際化」という言葉は、しばしば「i18n」と略されます。この略語は、「i」と「n」の間に18文字があることに由来しています。

W3Cの国際化（I18n）活動は、W3Cの作業グループと協力し、他の組織とも連携して、言語、文字体系、文化に関係なく、世界中でウェブ技術を利用できるようにすることを目的としています。

W3Cメンバーは、ウェブの形成において重要な役割を果たしています。